2013年6月9日日曜日

無意識に起こる低レベル維持機能


人間はミスを犯す時がある。認識している範囲で、自己指令機能が及ばずに想定内の事象に対処できない場合がある。簡単に言えば、思わぬミスをするということだ。例えば、手をついて座ろうとした時に、てを置く場所がズレて倒れてしまうなどの日常的なミスがある。

何故、認識しているにも関わらず、そんな単純なミスをしてしまうのか。体調が悪い、あるいは体力が低下しているなど他に原因が認められないなら、それは自己認識内における低レベル維持機能が関係していると思われる。

前にも述べたとおり、人間は環境に影響を受けるものである。それが、外見のみだけでなく、身体機能にまで影響を及ぼしているように思える。つまり、レベル10の人間が、レベル5の環境で生活しなければならない状態では、レベル5の身体機能で動くことになってしまう。でなければ、環境に合わせられないのだ。
予想外の失敗が起こる時、レベル10の人間であってもレベル5の人間が起こす失敗が起きてくる。これは失敗をすることで、レベル5であろうとする意識と一致させようとするからだ。

これを防ぐためには、たとえレベル5の環境であっても、それに合わせようとしてはいけない。逆にレベル10の環境にしようと努めなければ、レベル10の人間はその力を発揮できないことになる。


追記
ミスを犯す場合の別の原因があるようだ。
それは、この世界が機械的な要素で構成され、システムに委ねる部分が大きいにも関わらず、制御できず暴走している部分があったからだと思われる。
自然界に無いものが空中を飛び回り、それを利用した悪意のあるプログラムが未だに残っているせいだ。
それは偽善で成り立っているようで、はっきりした解説ができないことで解る。