2010年8月21日土曜日

他人が同じ遺伝子を持つという可能性

世界の人口は63億とも言われている。
しかし、元を辿ればたった一人の人間から増えていったはずである。
それならば、他人と言えども、どこかに同じ遺伝子を持っていても不思議ではないだろう。
よく「他人のそら似」と言うが、実は似ているということはまったくの他人ではないということなのだ。
過去に複製された遺伝子が別のルートを辿って、そっくりの別人を作り上げることは不可能ではない。

顔が似ていれば、性格もどこか似ているはずである。
つまり、同じ性質の遺伝子を持っている証拠なのだ。
環境が違うために、他人として存在していても、同じ遺伝子を所有している場合、考え方や行動もどこか似たものとなる。

同じ顔の別人と言えば、「ドッペルゲンガー」の話が挙がるが、これは迷信だろう。
恐らく、これは特異な例で、同じ遺伝子を持つ別人の存在は本人の生死を脅かすものではない。
実例があったにしても、驚きのあまりに大きな精神的ショックを受けて死亡に至っただけと思われる。

これとは別に裏の意味もある。
ある人物に成り代わろうとした者に本人が殺された事例を興味本位な話に作り上げた可能性もある。
ここに「ドッペルゲンガー」が邪悪な者としても意味を持つ理由がある。

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